【時事】くすぶるEU離脱問題

【時事】くすぶるEU離脱問題

【時事】くすぶるEU離脱問題

Brexit

EU(欧州連合)に残るか離脱するか

2016年この重要な選択肢を決める国民選挙がイギリスで行われたことは記憶にあたらしいことと思います。

国民の決断は「離脱」

この結果は世界中に衝撃を与えました。

なぜイギリスはEUを離脱したいのか

僅差ではありましたが、イギリスはEUからの離脱を選択しました。

しかしどうしてイギリスはEUから離脱するという選択をしたのでしょうか。

その1.EU内での経済的恩恵の少なさ

EUの予算は各国が分担拠出金として搬出し、そこから各国に分配されます。

分配金額は東欧諸国が優先されますので、イギリスやドイツは搬出金に比べ、さほどの経済的な恩恵はありません。

この不公平感から他の国を養うばかりのEUを離脱するべき!というのが離脱派の意見です。

その2.難民政策による失業とテロの懸念

中東では内戦が続いており、戦火を逃れた人々が目指すのはドイツやイギリスといった先進国です。

ドイツはすでに100万人以上の難民を受け入れているためイギリスも受け入れざるを得ない状況になりました。

イギリスでは難民でも公共サービスの利用やイギリス国内での労働が認められているため、難民に仕事を取られるのではという懸念が広がっている他、税金を収めていない難民が公共サービスを受けるのは不公平だという声も上がっています。

また、難民が増えることで治安の悪化が懸念されており、テロへの危機感を募らせた国民が難民の受け入れを強制されるのであればEUは離脱するべきと主張しました。

その3.EUには独自の法律がある

EUには「スーパーで売られるキュウリとバナナは曲がっていてはいけない」など冗談のような変わった法律があります。

実害がない範囲なら笑えるだけで済みますが、掃除機の吸引力の強さを定めた法律もあるためEU内のメーカーが作る掃除機は吸引力が弱いなどの実害も出ています。

このよくわからない法律が次々とでてくる生活にイギリス国民も嫌気がさしたという意見もあります。

まとめ

イギリスにとってEUは貢献度の割に見返りが少ないものという認識が高かったようです。

しかし、離脱となると混乱は必至で、今の生活を崩したくないという人たちとこのまま他国に貢献し続けるよりも未来を見るべきだという人びとの意見がぶつかり国民投票となりました。結果は離脱となりましたが、すぐに離脱というわけではなく何年もかけて話し合いながら離脱していくことになります。

まだまだ混乱が予想されるEU離脱問題ですが、世界経済への影響も大きいので対岸の火事と思わず注視していきましょう。

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