3月31日の週の為替市場、レンジ相場上限付近でのドルインデックスの値動きに注目!

3月31日の週の為替市場、レンジ相場上限付近でのドルインデックスの値動きに注目!

3月31日の週の為替市場、レンジ相場上限付近でのドルインデックスの値動きに注目!

ドルインデックスが、昨年11月以来続くレンジ相場の上限付近に到達しました。また同様にレンジ相場を形成するEUR/USDは、週足で見ると下ブレイクの兆しもあります。

雇用統計週の今週は、ドルインデックスがレンジ相場の上限付近でどのような値動きを見せるかが注目されます。

先週の振り返り

特別な指標発表等のイベントのない先週は、ドルが買われた1週間となりました。ドルインデックスは昨年11月以降、95~97ポイント半ばの高値圏でのレンジ相場を形成しています。その中で26日(火)から4日続けて陽線を形成し、97.2ポイントで週の取引を終了、レンジ相場の上限に取り付く形となりました。

・ドルインデックス週足チャート(画像はmt4)

ドルインデックスの上昇を受けて、USD/JPYは上昇し、先週の下落に対し約6割の戻しを見せました。

またドルインデックス同様、昨年11月以来レンジ相場を形成中のEUR/USDは、ドルインデックスの上昇を受けて下落し、レンジ相場下限にまで下落する形となりました。ただしドルインデックスとは異なり、若干レンジの下限を割り込む形で週の取引を終えています。

・EUR/USD週足チャート(画像はmt4)

そして引き続きイギリスのEU離脱は迷走を余儀なくされています。メイ首相は現行のEU離脱案承認と引き換えの辞任を表明しましたが、それでも3度目の議会採決ではEU離脱案は否決されました。既にEU離脱の延長戦に入っていますが、引き続き先の見えない状態が続いています。

今週の為替市場、雇用統計週の値動きにご注意を

今週から4月入りします。そして5日(金)には米雇用統計の発表がある雇用統計週です。雇用統計までは同じトレンドが続くケースがあるので、雇用統計までの値動きと、雇用統計後の値動きが注目されます。他のイベントとして日本では、新元号の発表が1日(月)に行われます。

個別通貨ではEUR/USDが昨年の11月以来維持していた1.12ドル台のサポート&レジスタンス(サポレジ)を維持するのか、遂に破られるのかが注目されます。EUR/USDは先週の下落で、週末ではローソク足が11月以来のサポレジを下方ブレイクしました。ただし僅かなブレイクであり、ダマシとなりこれまで通り反転する可能性もあります。

EUR/USDはドルインデックスの値動きに大きな影響を受けますが、上述のようにドルインデックスはレンジ相場の上限に位置しています。また金融市場の状況としては、VIX指数は先々週の上昇を先週殆ど打ち消しリスクオンの状態です。

・VIX指数日足チャート(画像はTradingView)

ただしVIX指数から見ると、リスクオンの状態も行き過ぎの面があります。よって今週はVIX指数の上昇が見られれば、VIX指数と逆相相関の値動きを見せやすいドルインデックスは下落する可能性があります。ただしVIX指数は昨年、もう一段安を見せている点は注意が必要です。

先週は28日(木)に金価格も急落しており、全体的にはリスクオンの状態で推移しました。VIX指数は3月に2度上昇しようとして抑えられていますが、3度目の正直で上昇を見せることになるのか注目されます。

日本の株式市場は新元号の発表でご祝儀相場の可能性も

日本では4月1日(月)の11時30分過ぎに、平成の次の元号が発表されます。その中で国内株式市場はご祝儀相場の到来が予想されます。新元号の発表がUSD/JPYなど、クロス円通貨にどのような影響を与えるのかという点も注目されます。

今週は雇用統計週となりますが、先週から米中貿易協議が再開されており、またブリグジット問題も佳境を迎えるなど、今後の相場を動かす可能性のあるテーマも浮上しつつあります。

まずはレンジ相場の高値圏に取りついた形のドルインデックスが、今週どのような値動きを見せるのか、という点が注目されるのではないでしょうか。

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