ビットコインが出来高を伴う大幅高で5,000ドルにタッチ

ビットコインが出来高を伴う大幅高で5,000ドルにタッチ

Bitcoin

4月2日にビットコインが急騰し、4,200ドル台から一気に5,000ドルにタッチしました。本年最多の出来高を伴う上昇であり、今回の上昇はトレンド入りの契機となる可能性もあります。

ビットコインについてBTC/USDの値動きのポイントを解説致します。

BTC/USDがサポート&レジスタンスの4,200~4,400ドルを一気に上方ブレイク

2017年12月に高値を付けたビットコインですが、2018年早々に発生したコインチェック事件の影響もあり、その後は大きく価格が下落しました。既に多くの投資家が、ビットコイン投資から離れています。

・BTC/USD週足チャート(画像はTradingview、以下同様)

2017年12月に20,000ドル目前で反転したBTC/USDは約1年間下落が続き、2018年12月には3,200ドル台にまで下落し、高値から8割以上の下落となりました。

しかしその後は4,000ドルを巡る攻防が11月以降続いており、底値を形成する値動きを見せました。

4月2日にビットコインが急騰

4,200~4,400ドルがサポート&レジスタンスとなり、上値が抑えられていたBTC/USDですが、4月2日に急騰し一時5,000ドル台に到達しました。

・BTC/USD日足チャート

その後は4,800ドル台に値を戻しましたが、4,200ドル台からの取引開始後、+600ドル以上の上昇を見せました。

チャートパターンとしては、サポレジブレイク及びペナントブレイクの教科書的な値動きです。ただし大きな値動きが殆ど見られなかったビットコイン市場で、久しくない大きな値動きとなりました。

サポレジ及びフィボナッチからはまだ上昇余地も

今回ビットコインが大きな上昇を見せましたが、サポレジ及びフィボナッチ・リトレースメントの観点ではまだ上昇余地が残されています。

・BTC/USD週足チャート

サポレジの観点では、BTC/USDは6,000ドル付近に過去の強いサポレジが存在しており、6,000ドルまで到達するか、という点が今後のBTC/USDの値動きの見所となります。

6,000ドルに到達し反落することなく、価格の維持がなされるようなら、長く続いたBTC/USDの下落トレンドもようやく一息ついた、と考えることができます。

またBTC/USDの高値と安値にフィボナッチ・リトレースメントを引くと、反転時の最初のポイントとなるリトレースメント23.6%が7,200ドル台に存在します。

4月2日の上昇後の4,800ドル台から見るとまだ距離があり、途中にサポレジとなる6,000ドルも控えています。しかしフィボナッチ・リトレースメント23.6%は多くの投資家が意識するラインであり、今後更にBTC/USDが上昇の際は、7,200ドル付近での値動きも注意を要します。

出来高を伴う上昇のため今後上昇開始の契機となる可能性も

4月2日のビットコインの上昇は、大きな出来高を伴いながらの上昇となりました。為替と異なりビットコインには株式や先物同様に出来高が存在します。出来高を伴った値動きを見せる際は、トレンドの入り口となるケースがあります。

4月2日のBTC/USDの出来高は、本年に入って最も大きな出来高=売買のあった日となりました。サポレジブレイクに合わせ、出来高の大幅増は、新しいトレンド発生のサインとなります。

チャートパターンとしてはWボトムを形成してからの上昇の可能性もあり、4月2日の上昇をもって上昇トレンド入り、と判断するのは早い状況にあります。しかし出来高の急増を伴った上昇であり、BTC/USDは更なる上昇を見せる可能性もあります。

更なる上昇の際は、6,000ドル付近や7,200ドル付近にサポレジが存在しているものの、ビットコインは出来高増という価格上昇のための燃料を得た状態にあります。

4月2日の上昇を契機にビットコインは復活に向けた上昇トレンド入りするのか、今後の値動きが注目されます。

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