節目価格に位置するダウ平均、遂に上方ブレイクなるか?

節目価格に位置するダウ平均、遂に上方ブレイクなるか?

節目価格に位置するダウ平均、遂に上方ブレイクなるか?

ダウ平均が4月1日に2月の高値を更新しました。しかし高値を更新したものの、2018年11月のサポート&レジスタンスにタッチした状態です。

ダウ平均と連動する原油価格(WTI)やVIXと合わせて、ダウ平均の現在の値位置の確認を致します。

ダウ平均が2月高値を更新

12月後半に急落したダウ平均ですが、その後は1月・2月と順調に戻しを入れました。月足チャートで見ると、3月は一旦上昇がストップして、2月高値の更新はなされませんでした。しかし4月1日の上昇により、4月は最初の営業日で2月の高値を更新しています。

・ダウ平均日足チャート(画像はmt4、以下同様)

ただし月足チャートからは、2018年1月から続く高値圏での攻防が1年以上継続している、と見ることができます。

・ダウ平均月足チャート

節目価格に到達したダウ平均

日足チャートを見ると、4月早々に2月の高値をブレイクしたダウ平均ですが、非常に重要な値位置に到達しています。

現在(4/3)のダウ平均の26,200ドル台は、2018年11月以降サポート&レジスタンス(サポレジ)として機能しています。2月の高値は同サポレジで反転しており、今回は3度目のサポレジタッチです。

3度目の正直で今回こそダウ平均はサポレジを上方ブレイクし、10月の直近高値の更新を果たすことになるのでしょうか?

フィボナッチ・リトレースメント88.6%目前

ダウ平均の直近の高値と安値にフィボナッチ・リトレースメントを引いたものが下記です。

・ダウ平均日足チャート

リトレースメントで見ると現在のダウ平均は既に反転しやすい76.4%を突破し、その上にある88.6%に近付いています。相場が反転する場合、リトレースメント76.4~88.6%の間で反転するケースが多くなります.

ダウ平均は、2月に一旦リトレースメント76.4~88.6%のゾーンで反落した形となっています。よって4月最初の上昇による2月高値の更新は、リトレースメント76.4~88.6%での反転失敗、と解釈することもできます。

まだ勝負がついた状態ではありませんが、リトレースメント76.4~88.6%で反転すると見せかけてそのまま直近高値・安値に向かうケースもあるので、注意が必要です。

ダウ平均と連動する原油価格(WTI)も節目価格が近い

昨年12月後半からの株価の上昇は、原油価格(WTI)の回復とともにありました。よって足元ではダウ平均とWTIの連動が強まっています。

WTIも昨年12月後半以降、上昇が連続する流れの中で、遂に62ドルを回復しました。ただしダウ平均と異なり、昨年10月の高値76ドル台までの距離が残っています。

・WTI日足チャート

また64~65ドルにサポレジが存在しており、63ドル後半には直近の高値・安値間のフィボナッチ・リトレースメント61.8%があります。原油価格はこれまで速いペースで上昇を続けており、過去のサポレジやフィボナッチに関係なく上昇してきました。

しかし62ドル台に入り、過去の様々なサポレジの影響が生じる価格帯に入りつつあります。よって今後は、一本調子での上昇が変化する可能性があります。

VIX指数は年初来最安値水準に位置

ダウ平均の上昇を受け、VIX指数は年初来安値付近に位置しています。3月は2度上昇に向けた値動きが生じましたが2度とも本格的な上昇に至る前に失速し、元の値位置に戻ってしまいました。

・VIX指数日足チャート(画像はTradingView)

VIX指数は昨年もう一段安の水準まで落ちているものの、反発しやすい状態にあります。そしてVIXが上昇の場合、ダウ平均は下落します。

これまでダウ平均は、様々なシーンで節目価格の上方ブレイクを繰り返してきました。今回もこれまで同様に、過去から続くサポレジを上方ブレイクする値動きが生じるのか、今後の値動きが注目されます。

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