株は5月に売れ?sell in mayとは?

株は5月に売れ?sell in mayとは?

株は5月に売れ?sell in mayとは?

相場に関する格言に「セルインメイ」というものがあります。

直訳すると「5月に売れ」となりますが、どういう意味なのかそして何故5月なのでしょうか?

セルインメイはアメリカ発祥

セルインメイという言葉はアメリカで生まれた言葉です。

アメリカでは5月は株価が高値になりやすい月で、夏に向けて下降していくので株は高値の5月に売っておけという意味です。

確かに過去のNYダウを見てみると5月をピークに徐々に下降していく年があります。

何故5月なのか?

諸説ありますが、夏場は夏季休暇などの前に株を整理する為の売りが増え、取引量も減るので株価が停滞しやすく、アメリカやヨーロッパでは6月以降は株価が下がりやすい傾向にあります。

逆に年末は株価が上昇しやすい傾向にあり、上昇が5月まで続くことが多いため5月がピークとなる年が多いとされています。

セルインメイには続きがある

sell in may 5月に売れという部分だけが独り歩きしてしまっている事がありますが、セルインメイには続きがあります。

「Sell in May, and go away」5月に売ってどこかにいってしまえといった訳になりますが、5月に売ってハロウィン後に戻ってこいという意味で認識している投資家が多いようです。

ちなみにイギリスでは「Sell in May, and go away;don’t come back until St leger day.」となっており、前半部分は同じですが、後半はセント・レジャー・デーまでとなっています。

セント・レジャー・デーとは9月の第二土曜日を指しており、かなり具体的な内容になっています。

日本株式市場にもあてはまる?

海外の格言だから日本には当てはまらないという人もいますが、巨大市場であるアメリカ市場の影響を日本はモロに受けます。

NYダウの値動きと日経平均株価の値動きを比べてみれば一目瞭然です。

しかも「アメリカが風邪を引けば日本は肺炎になる」と揶揄されるほどアメリカ以上に株価を下げるのが日本株の現状です。

まとめ

セルインメイについて解説しましたが、必ずしも5月がピークになるとは限りません。現に去年のNYダウは秋ごろまで上がり続け、年末に暴落するという値動きをしています。

特に近年ではAIによるアルゴ取引も活発ですのでこれまでの常識の裏をかくような値動きも散見されます。

昔からある格言は実績に裏付けられたものが多いですが、時代に合わせ柔軟に対応していくのが重要です。

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