情勢悪化で大儲け!?産業の血液「石油」関連の銘柄とは?

情勢悪化で大儲け!?産業の血液「石油」関連の銘柄とは?

情勢悪化で大儲け!?産業の血液「石油」関連の銘柄とは?

石油は近代国家の発展に欠かせないモノであり、これまで何度も石油をめぐって戦争が起きるほど国家にとって必要不可欠なものです。

電気自動車の開発が進み、街中でもたまに見かけるようになりましたがまだまだガソリン車の割合がほとんどで、石油需要は依然高いままです。

原油は主に中東に集中!

原油といえばやはり中東のイメージが強いと思います。

現に中東には世界中の石油埋蔵量の約半分が集中しているため世界の産油国=中東というイメージはあながち間違いではありません。

ちなみに中東には王族がいる国もあり、上位の石油産出国の中には国民がほとんど働かなくても良い国もあります。

石油関連の銘柄を語るうえでこれらの情報は重要になりますので覚えておいてください。

中東は情勢が不安定?

中東といえば紛争やテロのイメージがある方もいると思います。

いわゆる中東問題に端を発して起きる事件が多く、パレスチナ問題が解決しない事には情勢は不安定なままといえます。

平時では安定した価格の原油ですが、一度中東でテロや紛争が起きると原油高が跳ね上がり、多くの国の経済に影響します。

原油高は痛手・・・ではない企業も存在する

原油はガソリンや軽油だけでなくペットボトルやプラスチックの材料であるナフサの原料でもあります。

原油価格が上がると製造コストが高騰し、ガソリン代の高騰から輸送コストも上昇するので

あらゆるもののコストが上昇します。

これは多くの企業にとって痛手であり、値上げなどのしわ寄せが一般消費者にくる事もあります。

一般的に様々なコスト上昇をもたらす原油高は経済を停滞させますが、その原油高が逆に儲けのチャンスになる企業も存在します。

原油価格上昇で儲かる企業はここ!

原油高が大きなチャンスになる企業はズバリ!「石油の元売り企業」です。

1605 国際石開帝石

5017 富士石油

5019 出光興産

5021 コスモHD

7462 ダイヤ通商

8097 三愛石

etc…

原油価格が上がるという事は仕入れ値も上がるという事なので石油を扱う企業にとっても痛手なのでは?と思うかもしれません。

確かにこれから仕入れる分は仕入れコストが上がるかもしれませんが、保有している原油の価値も上がっているので、現在原油を保有している企業にとっては資産価値が上がることになります。

うまく在庫分を高値で売りさばき、在庫がなくなる前に原油価格が落ち着けば、大きな利益を出せるチャンスとなります。

そのため原油高は石油元売企業にとってはメリットとなる場合が多いのです。

輸送の生命線ホルムズ海峡がカギを握る

ペルシア湾沿岸諸国で産出される石油の重要な経路であり、日本向けのタンカーのおよそ8割がこのホルムズ海峡を通ります。

中東情勢が悪化するとこのホルムズ海峡が封鎖されるため、石油市場に大きな影響を与えます。

現在ではアメリカ海軍がホルムズ海峡に展開していますが、核開発を巡り対立するイランも定期的に軍事演習を行っており、緊張が続いています。

日本のタンカーも標的に?

2019年6月、日本国籍の石油タンカーが何者かに攻撃を受けるという事件が起きました。

海賊による攻撃なのか軍隊による攻撃なのか様々な情報が錯綜しましたが、これにより原油価格は急騰、アメリカはイランの攻撃だと断定したことで株式や為替への影響も懸念されました。

ただ安倍首相がイラン訪問中のタイミングだったことやアメリカ軍がタイミングよくイラン軍が何かを回収している場面を撮影しているなど出来過ぎ感があり、その後の株式や為替への影響は少なく様子見となりました。

石油関連銘柄はとにかく中東の情報をチェック!

このように石油に関しては中東の情報が最重要になります。

特に戦争や紛争・テロなどの武力行為や油田火災などは瞬時に原油価格に影響するので翌日の株式市場や私設取引(PTS)には要注意です。

また石油需要が増加する冬場前の市場も重要になりますので、あわせてチェックしましょう。

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