トレイダーズ証券(みんなのFX)の特徴、スワップ投資家に人気のFX会社

  • 2019.08.20
  • FX
トレイダーズ証券(みんなのFX)の特徴、スワップ投資家に人気のFX会社

「みんなのFX」などを展開するトレイダーズ証券は、高いスワップポイントが評価され、近年急速に口座開設数を増やしています。その結果、上場するトレイダーズHDの2019年3月期決算は黒字化しました。

現在も高い水準で口座開設が続くトレイダーズ証券について、その特徴などを解説いたします。

上場するトレイダーズグループが運営するFX会社・トレイダーズ証券

東証JASDAQ市場に上場するトレイダーズHD<8704>傘下で、FX事業を手掛けるのがトレイダーズ証券です。

トレイダーズ証券のFX取引サービスは、「みんなのFX」と2018年10月にスタートした「LIGHT FX」の2つのサービスが存在します。

尚、「みんなのFX」はシステムトレード(みんなのFX)、バイナリーオプション(みんなのオプション)の対応が可能なサービスではあるものの、FX取引に限れば「みんなのFX」と「LIGHT FX」の違いは殆どありません。

口座開設数が伸びているトレイダーズ証券

中堅FX会社として知られていたトレイダーズ証券ですが、2018年半ばごろから急速に口座開設数を伸ばしています。

2018年8月にトルコリラショックが発生したものの、高金利を狙うスワップ投資の静かな人気は続き、トルコリラ他の高金利通貨で高いスワップポイントを付与する同社が注目されました。その結果、スワップ投資家の支持を集めた同社の口座開設及び取引量が増え、赤字が続いたトレイダーズHDの業績も回復。2019年3月期には営業収益47億円(前年同期17億円)、経常利益8.6億円(同▲17億円)と、大幅な増収に加え黒字化を果たしています。

みんなのFXの基本情報

トレイダーズ証券では「みんなのFX」と「LIGHT FX」の2者のFX取引サービスを提供しています。両者のサービス内容は同等であり、下記では既存サービスである「みんなのFX」にて同社のFXサービスの内容を解説します。

・取り扱い通貨ペア 23通貨ペア

メジャー通貨中心に23通貨ペアの取引が可能。南アフリカランド/円、トルコリラ/円、メキシコペソ/円という高金利通貨に加え、中国人民元/円、香港ドル/円、シンガポールドル/円のアジア通貨も取り扱っています。

・取引単位 1,0000通貨(0.1Lot)

初心者でも取り組みやすい1,000通貨単位で取引が可能。

・取引上限 1取引の最大発注数量100Lot(100万通貨)

建玉上限 全通貨ペアの売建玉と買建玉を合計して5,000Lot(5000万通貨)

・メンテナンス時間

米国冬時間 月曜日AM6:00~AM6:25・火曜日~日曜日 AM6:40~AM7:00

米国夏時間: 月曜日AM6:00~AM6:25・火曜日~日曜日 AM5:40~AM6:00

平日の日本時間の朝方は20~25分のメンテナンス時間が設けられており、その時間帯の取引はできません。

・ロスカット 証拠金維持率が100%以下となった場合、全建玉を自動決済

多くのFX会社が証拠金維持率50%でのロスカット設定となっていますが、同社は100%と定められています。高いレバレッジでの取引を行う際、証拠金維持率50%のFX会社に比べると早い段階でロスカットがなされます。よって他社に比べ多くの証拠金の入金を迫られる場合もあります。

・その他サービス バイナリーオプション(みんなのオプション)、システムトレード(みんなのシストレ)の取引サービスも提供

「みんなのオプション」について詳細は下記をご覧ください。

関連記事:みんなのオプション(トレイダーズ証券)の取引方法を解説、レンジオプションに注目!(https://option-master.net/archives/1730)

みんなのFXの取引方法

みんなのFXでは下記3種類の取引手段があります。

①Webトレーダー

②FXトレーダー

③FXトレーダーアプリ版

他FX会社と同様、PC用として簡易版の①Webトレーダーと上位版の②FXトレーダーが存在します。

・Webトレーダー

・FXトレーダー

またスマートフォンでの取引のために③FXトレーダーアプリ版の提供もなされています。

・FXトレーダーアプリ版(同社サイトより)

尚、①Webトレーダーと②FXトレーダーのいずれも、同社利用の投資家の売買比率、価格比率の表示が可能です。市場全体ではなく同社利用者の売買情報となりますが、市場全体の雰囲気や今後の相場のシナリオを考える際に重宝するツールとなります。

・売買比率(FXトレーダー画面)

・価格比率(FXトレーダー画面)

みんなのFXの特徴

みんなのFXの特徴としては下記2点をあげることができます。

①高金利通貨で高めに設定されたスワップポイント

②バイナリーオプションやシステムトレードの選択肢も存在

①スワップポイントについて

近年のトレイダーズ証券の躍進の原動力は、高金利通貨での高いスワップポイントを背景とする、スワップ投資家による利用の増加にあります。

2019年7月19日(金)時点での主要FX会社の、トルコリラ/円のスワップポイントは下記となっていました。

・みんなのFX 100円

・GMOクリック証券 85円

・SBI FX 85円

・マネーパートナーズ 100円

・FXプライムbyGMO 100円

大手のGMOクリック証券やSBI FXに比べ、みんなのFXは高いスワップポイントが提示されています。ただし今や新興国通貨のスワップポイントも競争状態にあり、中堅のマネーパートナーズとFXプライムbyGMOとの比較では、同水準です。

現在は同社と同等のスワップポイントを提示するFX会社も現れていますが、依然として同社は業界トップクラスのスワップポイントを提示しています。よって今でもスワップ投資を行う際に、最初に検討されるFX会社となります。

②バイナリーオプションやシステムトレードの選択肢も存在

みんなのFXではバイナリーオプションやシステムトレードの選択肢も存在します。通常のFXトレードは継続的に勝ち切ることができるまで、数年以上の歳月が必要となる場合もあります。

視線を変えてバイナリーオプションやシステムトレードを手掛けることで、通常のFXトレードで成果が出ない投資家でも、成果を出せる可能性があります。

通常のFXトレードに行き詰まった場合、同社ならバイナリーオプションやシステムトレードといった視線を変えての取り組みも可能です。

まとめ

スワップポイントの高さが評価されて、トレイダーズ証券は近年口座開設数や取引量が増加し、同社は業績を急回復させました。

スワップポイントの競争激化はありますが、依然として同社は業界トップクラスのスワップポイントの付与がなされています。

他社でも同社と同等のスワップポイントを付与するケースが増加していますが、それでもスワップ投資を検討する際、同社は最初に利用を検討すべきFX会社と言えるのではないでしょうか。

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