お正月ムードを吹き飛ばしたフラッシュクラッシュ!今後のドル円はどうなる?

お正月ムードを吹き飛ばしたフラッシュクラッシュ!今後のドル円はどうなる?

大暴落

1月3日早朝、フラッシュクラッシュと呼ばれる瞬間的な大暴落が発生しました。

なんとドル円は一時108円台から104円台まで暴落し、多くの強制ロスカットが発生しました。

閑散期は投機筋に狙われやすく警戒していた人も多かったと思いますが、4円の大暴落はさすがに予想外だった人が多かったようです。

新年早々、冷や水を浴びせられる形でスタートした為替ですが今後はどのように推移していくのでしょうか?

米雇用統計の結果は?

一時的に4円程の大暴落をしたドル円ですが、翌4日には108円台に復帰、8日には109円台に復帰しています。

そして今後のドルの動きを左右するであろう重要指標である米雇用統計が日本時間4日の夜に発表されました。

その結果は予想に反し31.2万人増の過去10か月の中で最大となりました。

この結果を踏まえ、アメリカ経済は好景気と判断され、株・為替共に急速に戻しています。

今度は”ハト派”発言?パウエル議長発言の結果は?

前回、米国株が全面安の状況にも関わらず利上げ確実とも思えるタカ派の発言をしたパウエル議長ですが、その結果、更なる株安を加速させる結果になってしまいました。

しかし今回は一転、利上げ中断の可能性を示すハト派の発言をし、米株市場は大幅に反発しています。

それに伴いドルの買い戻しも進みましたが、「また要人発言で反転してしまうのではないか」とまだまだ慎重な投資家が多く110円台に乗せる為にはもう一つ二つのポジティブニュースが必要になりそうです。

最大の懸念「米中貿易摩擦」はどうなる?

昨年から株・為替ともに大きな影響を与えている米中貿易摩擦ですが、現在まで長期化しており、未だに不安材料の一つとなっています。

中国のほうが疲弊してきたためか、だんだん譲歩の姿勢を見せていますがトランプ大統領の強硬姿勢は変わらず、さらに長期化の懸念が出ていました。

お互いに譲れないまま今月7日、北京で米中貿易協議が始まりました。

9日の発表では「一定の合意に達したもようだ」という政府発表がありましたが、為替の結果を見るとネガティブにとらえた投資家が多いようです。

今後のドル円は?

ドル円は円高に傾いていますが、米株は変わらず堅調に推移しています。

先日のフラッシュクラッシュにより個人投資家のポジションもかなり整理されており、新規ポジションを伺っている状況だと思われます。

現在ドル買いに傾いているとはいえ、いつ反転してもおかしくない状況なので多くのトレーダーが次のニュースを伺っています。

まずは米中協議の正当な結果、次に米利上げの可否によりおおまかなトレンドが形成されるのであろうと思われます。

これからトレード行う人は今焦らずとも次のニュースを待ってからでも遅くはないと思います。

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