海外FX会社の特徴、ハイレバレッジのトレードが可能だが全てが自己責任

  • 2019.10.11
  • FX
海外FX会社の特徴、ハイレバレッジのトレードが可能だが全てが自己責任

海外FX会社の特徴、ハイレバレッジのトレードが可能だが全てが自己責任

海外には様々なFX会社が存在します。レバレッジ100倍を超えるハイレバレッジのトレード環境を提供するFX会社も多くあります。

ハイレバレッジトレードが魅力的な海外FX会社について、利用時の注意点を解説しました。

2種類の海外FX会社が存在する

FXトレードを行う際、海外のFX会社でトレードする、という選択肢があります。GMOクリック証券以下、国内FX会社も多く存在しますが、サクソバンク証券、OANDA Japan、IG証券など海外FX会社でもトレードが可能です。

しかし海外のFX会社とはいえ、サクソバンク証券以下の会社は、国内に現地法人を設立して、日本の法律に基づきFX事業を展開しています。

一方で海外FX会社に直接口座開設を申し込み、FX取引を行う方法もあります。今回は国内現地法人で事業展開を行う海外FX系会社ではなく、直接海外で口座開設の申し込みが必要な海外FX会社について解説します。(以下では、国内に現地法人を持つ海外FX会社を“海外系FX会社”とします)

金融機関は日本において原則的に現地法人の設立が求められる

海外金融機関が日本で事業展開を行う場合、原則的に現地法人を設立して現地法人経由での事業展開が求められます。

規制色の強い金融ビジネスでは、海外企業が直接国内で事業展開を行うと、規制の対象外となるための措置であり、海外の銀行や証券会社などは国内現地法人を設立して事業展開しています。

金融庁はFX会社に対しても同様のスタンスを取っており、国内で事業展開する海外FX会社は、現地法人経由で事業を行っています。

ただし日本人が海外金融機関に問い合わせをするなどして、直接口座開設する行為自体は規制の象ではありません。よって日本人であっても、海外の金融機関に口座開設することは可能です(日本人に口座開設を認めていない金融機関も多数存在)。

よって国内に現地法人を設立していないFX会社でも、Webサイトなどから口座開設自体はできます。

海外FX会社は国内法の規制の対象外、全てが自己責任

海外FX会社は、国内の金融商品取引法などの法律の枠組みの外にある存在です。よってもし取引などに問題が発生した場合、全てが自己責任となります。

海外FX会社は玉石混交です。よって海外FX会社を利用するということは、徹底的に自己責任ということを認識する必要があります。

国内で多く利用されている海外FX会社もありますが、何か問題が発生しても、金融庁に駆け込むことはできないためご注意ください。

海外FX会社を利用するメリット、ハイレバレッジのトレードができる!

海外FX会社を利用する最大のメリットは、ハイレバレッジのトレードができる、という点にあります。

国内FX会社は(海外系FX会社含む)、法律でFXとCFDについては個人取引のレバレッジが25倍までに制限されています。

小幅な値動きにレバレッジを掛けて取引して値差を得る、というFXトレードの原点を考えると、レバレッジ25倍は低いように思えます。国内でも、法人口座を開設することでレバレッジ25倍以上の取引が可能です(レバレッジは業者によって異なる)。しかし法人口座の開設は手続きが煩雑となります。

一方で海外FX会社は、会社によっては簡単な手続きにより口座開設ができ、また入金もクレジットカードで可能な会社もあります。

法人口座に比べると、海外FX会社の口座開設は非常にハードルが低いといえます(ただしハードルの高い業者も存在)。

ハイレバレッジのトレードは投資資金の大半を失うリスクのある取引ですが、小額資金を一気に増やすための一つの方法とはなりえます。ハイレバレッジのトレードは万人に勧められる投資方法ではありませんが、ハイレバレッジのトレードを行うには、海外FX会社の利用が有力な選択肢です。

海外FX会社のデメリット

海外FX会社のデメリットは下記2点があげられます。

① 税率は総合課税で最大45%

② 出金リスク

①税率は総合課税で最大50%以上

国内FX会社を利用して利益を上げた場合、税金は利益に対して約20%のみの課税です。一方で海外FX会社の場合、税率は総合課税となり通常の所得と合算された上で税率が算出されます。

よって高額所得者はFX取引での利益の過多に関係なく、高い税率が適応されます(最大45%)。逆に低所得者の場合、国内FX会社の利用よりも税率が低くなるケースもあります。

(https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2260.htm)

ただしハイレバレッジのトレードが成功して、大幅な利益を計上できるようになると、必然的に税率は上がります。よって利益金額が増えれば増える程、税率が高くなる仕組みです。

資金量や所得金額を考えると、税金面から海外FXの利用は殆どメリットがないケースもあるのでご注意ください。

②出金リスク/h3>

リスクは全て自己責任となる海外FX会社ですが、その中でも最大のリスクは出金リスクです。

海外FX会社に入金した後、出金手続きを行っても出金できない、といったトラブルは実際に発生しています。

過去には、取り込み詐欺に近いFX会社も存在しました。またトレードで勝ち過ぎると出金できない、といったトラブルも発生しています。

国内FX会社の場合はまずありえない出金拒否ですが、海外FX会社利用の代表的リスクであり、出金拒否リスクのない海外FX会社を調べた上での取引が必要不可欠です。

まとめ

海外FX会社は玉石混交で、詐欺に近い形のFX会社も存在する一方、国内FX会社よりも透明性の高いサービスを提供するFX会社も存在します。よって海外FX会社を利用する際の事前の調査は、国内FX会社の利用時以上に必要です。

また所得金額や取引金額によっては、税金の面から海外FXを利用するメリットが殆どない場合もあります。よって海外FX会社の利用時は、自らの所得と資金量と税率を踏まえた上での検討も必要となります。

小額資金が大きく増加する能性のあるハイレバレッジのトレードですが、万人に適性がある訳ではありません。それを知った上でハイレバレッジのトレードに臨むのなら、海外FX会社を利用する際は、事前に充分な調査を行った上で取り組む必要があります。ご注意ください。

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