株で利益を得る方法
ネット証券の誕生、手数料の自由化やインターネットから手軽に注文ができるように成り、誰でも手軽に株取引が出来るようになりました。
また、従来の対面式では難しかったデイトレードと呼ばれる短期売買も盛んになり、短期間で大きな利益を得ることも可能になりました。
しかし株取引で利益を得る方法は売り買いだけではありません。
株取引で利益を得る方法は大きく分けて3つあります。
売買差益(キャピタルゲイン)
1.株価1000円で株券を購入
2.株価1100円で売却
3.差額の100円が利益になる
つまり購入時より高くなったタイミングで売却し利益を得る方法です。
最もポピュラーで株取引といえばこのキャピタルゲインでの取引を思い浮かべる人が多いと思います。
デイトレード・スイングトレードなど保有期間は人それぞれですが、「安く買って高く売る」が基本になります。
最も短期間で大きなリターンを狙えます。
インカムゲイン(配当金)
インカムゲインとは株を保有しているだけでもらえるお金です。
配当金などがこれに当たります。
配当利回りが10%を超える会社もあり、うまく行けば銀行に預けているよりも多くの金利が期待できます。
しかし注意点も存在します。
・配当金はすべての株でもらえるわけではない
・配当金は変動する
・保有期間など配当をもらうためには条件がある
長期保有を目的とする人はうまくいけばキャピタルゲイン+インカムゲインの両方で利益を上げることができます。
短期売買のように一日中板に張り付いている必要がないので兼業投資家も多いです。
株主優待
株券保有のお礼として様々なサービスや物品など金銭以外を受け取ることができます。
自社関連会社で使えるクーポンや自社製品、オリジナル商品などその企業の特色を表したものであることが多いです。
また株主優待でしかもらえない商品もあり、マニアの間で高く取引されているものもあります。
自社製品50%OFFクーポンなどを株主優待にしている会社もあるので、よく購入する商品の会社が株主優待を行っている場合、いつもよりお得に買い物ができるかもしれません。
まとめ
株取引の基本はキャピタルゲインという考えが現在の主流です。
近年、老舗と言われる企業でも不正や粉飾が発覚し株価が暴落することもあり、長期保有はリスクとされています。
しかし短期的な動き(株価)よりも長期的な動きの方が読みやすいため中期トレード(スイングトレード)が一番勝ちやすいトレードと言われます。
ただその企業を応援しながら配当や株主優待をもらうというのも株の大きな魅力ですので自分にあったスタイルを見つけて株を楽しみましょう。