短期間で稼ぐFX!暴れ馬ポンド編
FXトレードは株に比べスピード感のあるトレードが特徴ですが、そのFXトレードの中でも暴れ馬と言われていている通貨があります。
それが「イギリス・ポンド」です。

かつてのメジャー通貨
イギリスポンドはかつて米ドルや日本円等とともにメジャー通貨の一つでした。
しかし、ユーロの登場によりその座をユーロに譲りました。
その後メジャー通貨ではなくなりましたが、他のマイナー通貨よりも取引量が多い凖メジャー通貨のような役割になっています。
暴れ馬の由縁はボラティリティーの大きさ
メジャー通貨と比べ、取引量の少ないイギリスポンドはちょっとした大口注文でチャートが大きく動きます。
特にユーロ/ポンドではヨーロッパでの出来事に強く反応するので上下に激しく動きます。
このボラティリティを利用して短期間で大きく儲けようという人たちは主にスキャルピングで利益を上げています。
短期トレンドが読みにくいイギリスポンド
FXトレードの王道と呼ばれるトレードはチャートのトレンドを読み、順張りでトレードすることですが、ボラの大きいイギリスポンドでは短期トレンドは読みづらい傾向にあります。
そのためトレンドに固執すると一瞬の急落急騰でロスカットの危険があります。
スキャルピングで短期間に稼ぐ!
イギリス・ポンドはボラの大きさを利用してスキャルピングで売り買いどちらでも利益を上げる事ができます。
ただしドルなどの動きに比べ瞬間的に動くことも多いので、一瞬の判断力や取引に使っているFX業者の約定力など様々な要素が必要になってきます。
特に約定力は重要で、折角いいポジションで入れた!と思っても約定しなければなんの意味もありません。
FX業者を選ぶ場合、スプレッドの狭さに注目が集まりがちですが、FXトレードはまず約定から始まりますので、各社ホームページを確認し約定力について触れられているFX業者の方が安心です。
トレード判断は迅速に!
利確の際「もう少しあがるかも…」「もう少し下がるかも…」はイギリスポンドのスキャルピングでは厳禁です。
急に上がったとおもったらすぐ元の位置まで下がるというのは日常茶飯事ですので、判断が遅れると利益を失うどころか含み損を抱えてしまう危険性も高まります。
「何Pipsで利確」などのマイルールを設定するか、含み益が出たところで利確という心構え位でいいかもしれません。
ポジションは欲張らずに売り・買いどちらか一方で!
上下に激しく動いているときは下がったところで買い(ロング)上がったところで売り(ショート)すれば最大利益があげられますがかなりの反射神経が要求される他、取引ソフトが万一フリーズや遅延した場合、意図しないポジションを抱えてしまう可能性があります。
どちらか一方に絞り、集中してトレードしましょう。
またチャートが大きく動いているときはスプレッドも広がっていることが多いので、注文前にスプレッドの幅にも注意しましょう。