【時事】北朝鮮がミサイル準備で防衛銘柄が高騰中!
先日の第二回米朝会談は合意なしで終了し、経済制裁を解除したかった北朝鮮にとっては痛い結果となりました。
北朝鮮はある程度トランプ大統領が譲歩し、経済制裁は解除できるだろうと踏んでいたようですが、非核化を絶対条件としたトランプ大統領は譲りませんでした。
あきらかに不機嫌だった金正恩氏
会談が失敗に終わり、帰国途中に中国に寄ると思われていた金正恩氏ですが、中国に寄ることなく帰国しました。
その際あきらかに不機嫌な表情の金正恩氏の顔が撮影され、次の動向に注目が集まりました。
約束無視のミサイル発射台修復
米朝会談や韓国との話し合いで北朝鮮は核実験の中止やミサイル発射実験の中止を約束し経済制裁解除に向けてアピールしていました。
しかし米朝会談で経済制裁を解除できなかったことで自ら破壊したミサイル発射台を修理するという行動に出ました。
これは「またミサイルを発射するぞ」というメッセージに取られても仕方のない行為であり、再び緊張が走っています。
日本の防衛銘柄も連日高騰
軍事会社といえば日本には関係ないと思われがちですが、日本にも自衛隊に武器や兵器を下す会社があります。
日本で防衛御三家といわれているのは「石川製作所」「豊和工業」「細谷火工」です。
いずれも自衛隊に銃器や兵器を納入している企業であり、北朝鮮のミサイル発射台修復のニュース以降再び高騰しています。
2017年9月ごろ北朝鮮リスクが最高潮に高まり、アメリカが軍事オプションを発動するのでは!?と噂されていたころ、御三家含め防毒マスクの会社など少しでも関係のある企業の株が急騰しました。
今回も約束破りのミサイル発射があった場合、トランプ大統領が黙っていない可能性が高く、防衛銘柄再びか!?と市場では期待が高まっています。
韓国の動向と今後は?
今回の北朝鮮の行動を一番驚いているのは韓国かもしれません。
これまで友好ムードを演出し、文大統領が金正恩氏と手をつなぎ国境を行き来した映像は記憶に新しいと思います。
米朝会談を実現し平和に貢献したと自負していた文大統領にとって寝耳に水であったはずです。国際社会は更なる制裁への動きもありますが顔に泥を塗られた韓国の動向にも注目が集まっています。
韓国が北朝鮮に対してこれまでと一変し、制裁を加えるような事態になれば北朝鮮は必ず反発します。
そのときは防衛銘柄が再度急騰する可能性大であり、目が離せない状況です。